アラスカ フェアバンクス発 感動体験

 

 

ネイチャーイメージ フォトエッセー 

 

“ A Lot of Nothing ”

~ Vol 53: 雑魚釣り隊と雑魚釣り党が三浦海岸に集結 ~

 

 

翌朝、雑魚釣り隊による砂浜違法占拠を実力で排除しようとやってきたショベルカー。

その様子を声もなく呆然と見つめる雑魚釣り隊と自主退去する竹田総一郎(ドレイ/右)

ではなくて、直後、ショベルカーは水際で砂をすくい始めた。

         

 

 

 

10月12日、渋谷のモンベル(アウトドア用品ブランド)で

日本エコツーリズム協会主催のスライドトークライブを終えると

その足で渋谷駅へ急ぎ、京浜急行線の終点、三崎口まで行き、

タクシーを拾って雑魚釣り隊がキャンプしている海岸まで向かった。

 

タクシーが海岸に車を寄せると、僕が料金を払うか払わないかとうタイミングで

7、8人くらいの男たちが荒々しく駆け寄ると、やにわに僕のシャツの胸倉をつかみ

僕を慇懃無礼に座席から引きずり出した。

僕は酒くさいその連中の輪に取りかこまれ身動きひとつとれなくなった。

一瞬振り返ったタクシーの運転手の表情がこわばっている。

 

おまえこら!まきえー!まきえーおまえ、こらぁあああ!!

と、僕に抱きつき、ドスっと腹にパンチを食らわしたのは

怪しい雑魚釣り隊若頭の西澤だ。

僕とおない歳の彼は微笑ヒゲいっぱいのほっぺたをゴリゴリと僕の

顔に押し付けてくるとやにわに、ぶちゅううっ!とキスなんかしてくるではないか。

すっかり出来上がっている。                                                                                   

その間にも

まきえいーさん!

まきえい!

と四方から浴びせかけられるパンチやら体当たりやらを食らい続けながら

汗臭い男たちの間で圧死寸前までもみくちゃにされていた。

 

この手荒い大歓迎を端たて見ていたら、

ただの集団リンチにしか見えなかったはずである。

 

むさ苦しい男たちから解放され、まずは缶ビールで乾杯!

 

名嘉元っちゃん、コンちゃん、童夢、海仁さん、竹田、あまのっちにザコ、それから焚き火を囲んでいる面々。

暗闇に目が慣れてくるといるいる。

一年ぶりに会う雑魚釣り隊の酔っ払いたち。

懐かしい気分が、アルコールで解かされ、

ああ、またここに帰ってこれたんだな、と心がかやわらかくなってくる。

 

 

おおっ マキエイ!

 

どうも、今年もやってきました! 

 

焚き火の横で雑誌の取材を受けていた椎名誠さんと握手。

 

さらに、

 

マキエー、マキエーって聞こえてくるからまさかと思ったら

まきえいさんじゃないですか。

 

と、暗闇の中から声が。

久しぶりに会ったその顔は、先ごろ自らのカヤックの旅を綴った

「マッケンジー彷徨」を出版した麻生弘毅さんだ。

 

焚き火の横では、 “雑魚釣り党”の仲間たちと、

その党首であるカヌーイストの野田知祐さんが、語り合っていた。

 

 

~ 三浦の空より ~

 

     おしらせ

椎名誠さんの「わしらは怪しい雑魚釣り隊」エピソードⅢが発売されました。

まきえいは「月に吠えてる伊豆の海賊宴会」に登場しています。

やはり、今回も“いたずらに声が大きい”と書かれていました。

 

椎名誠隊長の

「椎名誠 旅する文学館 本がいっぱい、話がいっぱい(ビールもいっぱい?!) -」

ライブトーク開催!

開催期間10/15(土)、16(日)、17(月) 詳しくは椎名誠さんの公式ホームページからどうぞ。

16日は「わしらは怪しい雑魚釣り隊 エピソード3 マグロなんか釣れちゃった篇」の刊行記念トークがあります。ゲスト:怪しい雑魚釣り隊のひとびと。 怪しい雑魚釣り隊の隊員でもある、河内牧栄もゲストとして会場に行きます。

 

 

2011年10月13日

かわうち まきえい

 

 

 

 

 

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