アラスカ フェアバンクス発 感動体験

 

 

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“ A Lot of Nothing ”

~ 第 6 回 : とうとう階段ができた ~ 

 

 

2009年7月にここに越してきて以来、ずっとなかった二階への階段がこのほど完成しました。

それまでは、はしごで二階へ上がっていたので階段の完成は大きな変化です。

 

1月20日放送の「スパモク」(TBS)では階段作りをうっかり忘れたことになっていましたが

二階建ての家を建てて肝心な階段を作り忘れるなどということはまさかないわけで

階段をどこにどう作ろうかと思案しているうちに二階が先にできてしまっただけなのでした。

 

階段作りは友人で大工さんでもあるロブが手伝ってくれることになりました。

ロブの奥さんであるかずみさんはフェアバンクス市内で

タウンサイトガーデンズというB&Bを営んでいます。

以前は私たちもすぐ近くに住んでいたのでお互い古いなじみのような間柄です。

 

階段の位置とデザインは、1年以上前から決めていたので

必要な材料はあらかじめロブが手配してくれました。

まずは階段を作る予定の位置にある壁をはずし、階段の幅の分だけ移動させます。

次に、階段を通す部分の二階のはりの一部を切断し床を繰り抜きます。

はりがなくなった部分を補強して二階の下ごしらえは完了です。

 

いよいよ階段本体の作成にとりかかります。

階段の角度、各段の高さと幅をロブが計り、材料を電ノコでカッティングして行きます。

使用する材はすべて2×4、2×6、2×8(サイズはそれぞれインチ)と規格が決まっているので

それぞれを組み合わせることで思いのほか容易に工作することができるのですが

ロブの手際のよさはさすがにプロの大工だなぁとうならせるものがあります。

 

「マック(※)、こっちを抑えててくれ!そうだ、もうちょい右」

「よし!こんな感じかな、どうだ」

OK!そこだ、ねじで固定してくれ」

そんな会話を交わしながら作業は順調に進み階段は次第に形になってきました。

 

そうして夕方5時半、朝9時過ぎから始めて約8時間。

想像した以上に早く階段が出来上がりました。

私が一人でいつものようにのんびりやっていたら1週間はかかっていたでしょう。

 

「どうだいマック。想像した通りになったかい?」

「想像以上だよロブ。それにしても驚きの速さでできちゃったなぁ。たいしたヤツだぜまったく君は」

「なあに、気に入ってくれて何よりさ」

 

気取らず決しておごることのない素朴で誠実な人柄のロブ。

そんな彼には日ごろから何かとお世話になることが多く僕たちはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ところで、今回は驚きの出会いもありました。

次回はそんな話など。

 

一昨日から再び寒波がやってきています。

今朝は外の寒暖計が-35℃を指していました。

街は-40℃以下だとラジオが告げています。

 

北の空より。

 

※私の名前は“まきえい”ですが、こちらでは発音が難しいということで、ついた呼び名がこれです。

 

2011年2月14日

かわうちまきえい

 

 

 

 

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